第1360回 外部卓話 地区研修委員会委員、三澤京子様(寒川RC)ロータリアンとしての研修の目的、意義
地区研修委員会委員、三澤京子様(寒川RC)をお迎えして卓話
ロータリアンとしての研修の目的、意義をお話していただきました。
会長の時間(議事録)
今月最後の例会となりました。先週末には第8回寺っ子や食堂が開催され、約150名の地域の方に来ていただきました。この事業も徐々にではありますが周知されて定着化して来ました。毎月来てくれる方も多くなってきました。これからも地域の皆さんに喜んでもらえる食堂目指して活動していきましょう。
さて今日は私の趣味の話をします。そこからロータリーの話に繋げてみたいと思います。私は一昨年末頃から料理をすることが好きになり、それからほぼ毎日作った料理をインスタグラムを利用して、この約1年間で約400作品の料理の写真とそのレシピを公開してきました。料理初心者の私がここまで料理にハマったのは、自分で作る楽しさ、自分の好みの味で作れることの楽しさ、それを誰かに食べてもらって喜んでもらえる楽しさ、それを写真にとってインスタグラムにアップする楽しさ、そんな様々な楽しさがあってこそ料理をつくる意欲が沸いてきたからです。そしてふとあることに気づきました。そもそも美味しい料理とは一体何なのか。人によって料理は好みがあります。好き嫌いが付き物なのが料理というものです。しかし全く同じ料理でもシチュエーションによって全く違う味になってしまいます。素敵な皿に盛って食べる味と薄っぺらな紙皿に盛って食べる味の違い。出来立て熱々で食べる味と冷め切ったものを食べる味の違い、好きな人と一緒に食べる味と嫌いな人と嫌々食べる味の違い、1日ぶりに食べる味と満腹の時に食べる味の違い・・・挙げたら切りがありません。結局、料理は味覚だけで感じるものではなく五感(脳)で感じるものだ改めて気づいたのです。美味しいものを美味しいと思えるシチュエーションの中で食べることこそが至福を実感できるのではないでしょうか。
ここからがロータリーの話です。
寺っ子や食堂で食べるからこそ格別美味しく感じるカレーライス!!我々のクラブが今後目指していくのはそこだと私は思います。寺っ子や食堂に行けばそこはいつもワイワイガヤガヤ賑わって、顔なじみもたくさん増え、毎月1回の地域の人たちの憩いの場となり、我々メンバーもボランティアの方々も笑顔で美味しいカレー作って皆さんに喜んで食べてもらえること。コミュニティの充実。これこそが我々ロータリアンが地域のために活動していくことの意義に繋がっていくのではないでしょうか。
ロータリー活動は様々な形がありますが、究極は誰かに幸せを感じてもらえる活動を地道に行っていくことが大切なことだと私は思います。