本文へスキップ

国際ロータリー第2780地区 第4グループ

TEL. 0467-70-6100

〒252-1137 神奈川県綾瀬市寺尾台1-1-2

IMテーマ「防災」  〜我々ロータリアンとして何ができるか〜2016年2月27日(土)寒川神社参集殿Intercity Meeting

IM報告

IM報告トップ  ごあいさつ プログラム 合同例会 IM 講師紹介 基調講演
グループディスカッション フォトアルバム          

グループディスカッション

第1テーブル



2015〜2016第4グ ル ー プIM
テーマ「防災」サブテーマ「我々ロータリアンとして何ができるのか」
・講師草間吉夫氏の講演をお聞きした上で、テーブル1で話し合われたこと。
時間軸と物資需要軸との関わり一ロータリークラブのネットワークを如何に構築するか
@6RC間の緊急連絡網の設置と対応を取り決めておく。
A会長、幹事会のネットワークを最大限に活用する。
B地震、津波への対応だけでなく富士山噴火、箱根周辺の有毒ガス発生等への対応も考えていくことも必要。
C被災地への支援は当然ながら、当地域が被災地になることもありえる。その時の為にも、@やAの果たす役割は重要
DRCはまず助け合い、協力し合うこと。


第2テーブル

第4グループIM 第2テーブル討議
講演を聞いてみて
・防災グッツを会社で買って社員に渡したが、5年以上経過していて見直しをしていない状況にある。見直ししないといけないと思った。
・講演を聞いて一番感じたことは、じじょう意識を高めないといけないと感じた。災害が起きた時に支援物資等を送ろうとするが、日ごろから自分たちでじじょう意識を高めないといけないと思う。ボーイスカウトなどのように小さいころから、学んでいくことが大切であると思う。
・地元の防災訓練は、効果的な訓練も多いので、極力参加した方が良いと思う。
・講演を聞いて、高萩市の被災しなかった人が、なぜ被災した人を支援しなかったのか疑問に感じた。同じ町の被災者を支援するような体制を整備するのが必要だと感じた。また被災者も避難所でただ物資が来るのを待っているだけでは、駄目だ。自分たちでも動かなければいけない。
・我々から見て、少し離れたところで起きた震災であるために、何をすればよいか考える時間があったが、実際に被災にあった当事者にとっては、普段からじじょう意識を持っていないと、なかなかいざ災害が起きた時に、動けないのではないかと感じた。
支援する側は、自分たちが動く気さえあれば、今、何が必要なことなのか等、何か知らの情報を得られるのではないかと感じた。必要な物資の情報は、時間との勝負になる部分があるので、いかに情報を早く把握することが大切であると感じている。
・震災2日後にロータリーを通じて物資を届けたことに対して、被災地のロータリークラブから非常に喜んでいただけた
・東日本震災の時の話になると避難所の話が中心になってくると思うが、お年寄り等は、少し壊れたくらいでは、自分の家にいたいと言って避難所に来ないことが多い。私は、灯油を震災一か月後ころに持って行ったが、避難所に来ない、又は来られない人の所に、灯油を届けてあげてほしいと言われ、実際個人の家に届けたが、避難所以外の人も、多くの人が被災していると感じた。
・じじょう意識を高めないといけないと感じている。津波など来たら人の事など気にしないでまず逃げることが大事。そういう意識を徹底させるのが大事であると感じた。
ある島国では、お年寄りが先祖代々、歌で津波の怖さを言い伝えているところがある。そうしたことにより被害を最小限に抑えたところもある。今回の東日本の震災をいかに子供たちに伝えていくのが大事だなと思った。
各クラブで震災後、何をしたか?
・段ボールに何でもかんでも入れて持って行っても分別が大変で最終的に処分されてしまう。
・古い道具を集めて、持っていったら、大工道具などは、すごく喜ばれた。
・人的支援を行った。ヘリコプターでピストン輸送したり、困っている人の対応をするなどの調整役で現地にいった。
・各自治体で物資を備蓄してもらうような働き掛けをしたらよいと思う。
・私たちの地域では、自主防災がありますが、子供会とか、消防に来てもらって、炊き出しをしたり、消化の方法を教えてもらったりしている。
・学校で防災について、どのようなことを教えているのかが分からない。
・消防団のOBを防災のリーダーにしようという動きがある。
・ロータリーは色々なネットワークがあるので、それをフル活用して、いかに情報を早くキャッチして、動けるかが大事である。
・ロータリーとして何が出来ると考えると、難しい。
・ロータリーネットワークを活用して、情報の共有をしていくシステムづくりが必要。
・皆さん会社の社長の方が多いので、社員の防災教育をするとか議論することは必要。
・震災が起こってしまってからの事を考えるよりも、事前に警護活動を考えておくのが必要ではないかと思う。
・ロータリアンとしては、青少年の育成を支援していくことが大事。具体的には、ボーイスカウトやガールスカウトに補助金を出す。                                  以上  




第3テーブル

司会者:茅ヶ崎ロータリークラブ 大森久巳男
書記:綾瀬春日ロータリークラブ 笠間博幸

先の東日本大震災において、我が国は甚大なる被害を受けました。
それを教訓にして我々ロータリアンとして何ができるかを報告致します。
まずは、遠方において東日本大震災のように地震と津波で被害が発生したことを考えると
ロータリークラブはクラブ同士が助け合うために、例えば太平洋側のロータリークラブと日本海側のロータリークラブで姉妹クラブを結ぶことが有効であると考えられます。
大事なことは災害が発生したら即援助活動をすることであります。
援助物資を運ぶ場合は地元の警察署で許可書がすぐに発行してもらえます。災害発生から時間の経過によって、物資のニーズが変わってきます。そのニーズを知るためにも先ほど申した姉妹クラブが重要になってくると思います。
次に、我々が災害に遭ったらどうするかを考えてみたいと思います。
避難を行うときには、海岸に近いかたは高くか遠くに避難すると良いと言われていますが 実際は高く避難した方が津波の被害から逃れるのに有効だとされています。
それから事前に防災訓練や講演会を行い、個々の意識を高めることは重要視されます。
日頃より避難所の確認及び確保をしておいた方が良いでしょう。一般的に災害に遭遇した時には最初に自助、次に公助、そして最後の共助の順になってしまいます。
しかし、我々ロータリアンは三つ目の共助が大事だということを忘れてはいけません。



第4テーブル





第5テーブル

 

司会:茅ヶ崎中央 加藤順一  書記:綾瀬春日 二見義光
  綾瀬 伊藤正貴 綾瀬 田中伸宣 寒川 高波信幸 寒川 石塚雄司
  茅ヶ崎 吉田恵子 

・ 東日本大震災のときは、地区として現地に物資を送るというの動きがあったので、協力をするとともに、募金活動を行った。必要物資等の情報については、会長幹事会を通じて、ある程度早く入手できたと思う。
・ 現地からの情報がなかったので募金を募り、まず赤十字に寄付をした。その後、現地のクラブを紹介してもらい商工会や水産高校の復旧に寄付をした。できれば、現地からの情報を早く把握できれば、ただ現金を送るのではなく、もっと有意義にできたのではないかと思う。
・ AMDAからの情報が一番正確で早かった。情報は早く正確に適切なものが欲しい。ロータリークラブも全国組織なので、なんらかの方法で情報を伝達することはできないのか。また、地区の中に情報伝達部門を作っても良いのではないか。
・ 赤十字に寄付した募金については、どういうふうに使われたのかわからないので、公表してもらいたい。募金の使い道については、クラブとして直接現地と行った方が効果的だと思う。チョコ募金など使い道が見えるようなものもある。
・ 復旧の支援は1回では終わらないので、継続的に考える必要がある。
・ 支援の対象は、地区がある程度把握しているのでに相談をすればよい。
・ 地区同士が災害などに備えて被災が重ならないような地区が、姉妹地区のように協力し合うことも大切なのではないか。また、姉妹地区にホットラインのようなネットワークを構築するのも大切だと思う。
・ 南三陸に支援が多いのは、ロータリーとして検証することも重要で、被災した場合の情報発信方法を考えていく必要がある。
・ 地震、津波だけではなく富士山の噴火など他の自然災害も考え備えなければならない。
・ 被災の対応は、まず地域が地域のこととして考えていかなければならないし、全額の支援ではなく、ある程度個人負担をした上で行っていくものだと思う。支援の仕方を考えなければ無駄につながることもある。
・ ロータリーとして何ができるかを考えるとき、行政主導も大切なのだが、ロータリークラブ同士として何ができるかを考えていくことが大切であり、地区としても国内で地区同士のつながりを深めていくことが重要である。


第6テーブル






第7テーブル


2015〜2016 国際ロータリー第2780地区 第4グループ IM
2016年2月27日(土)於:寒川神社 参集殿
テーブル番号 7 ☆司会者 加藤良男  ☆書記 鈴木光雄

テーマ「防災」 サブテーマ「我々ロータリアンとして何ができるか」
今回は綾瀬クラブの加藤さんが司会係ということで進行して頂きました。最初に自己紹介というかたちで、茅ヶ崎クラブの岩沢さん、澤邑さん、寒川の青木さん、茅ヶ崎湘南の佐藤さん、中央の熊沢さん、田中さんということで進みました。ところで今回は録音を取っての報告ということで安心してテーブルディスカッションに参加しました。まず、テストでスマートフォンとレコーダーの2個作戦はうまくいきました。今の機器はすごい。小さくても充分な能力がある
 そんなスタートでした、いざ本番しかし結果は2つともスタート時の挨拶の入り口のみ、なぜ2台とも。多分余計な操作を安全のためと思って行ってしまったようでした。残念。内容については、私のつたない記憶からになりました。ごめんなさい。
 防災とくに地震、次に津波、茅ヶ崎地区が多いので特に津波についてが多かったようでした。消防団活動がかなり有効である。自治会等での防災訓練等に積極的に参加すると安心。会社での防災グッズの保管について種類や量についてどの程度ならばよいのか。
自身の会社の海抜に依る対策の考え方、災害時の井戸の有効利用の在り方等。
 録音での報告ということで、おいしいものを食べ、おいしいお酒を頂き、いろいろな情報交換ができ楽しい時間となりました。



第8テーブル



IM 報告
武田 敬

防災 我々ロータリアンとして何ができるか

 職業を通して。自助・共助の意識向上の啓発活動が必要である事と、ロータリークラブが復興時にリーダーシップをとる事。この2点が重要である。
 災害時物質の応援をする前に、現地のロータリークラブと連絡を取り合い、今必要な物は何かを探ることが必要である。本当に必要な物を持って行く事が大切である。そのために情報交換こそ我々ロータリアンができる事であり、必要な事である。
 光と揺れで地震を検知する避難用具や、水が浸み込むとエアバッグが開くジャケット、施設のベッドで流されないように、それ自体が浮く等、実際に役立つ製品を開発している。
 震災前から友好クラブの関係にあった大船渡西クラブに、積み立てていた自クラブの周年事業費を寄付して、役にたてられた。
 地域を巻き込み、ロータリークラブ同士の連絡網を密にとっていれば、災害時に早く動ける。




第9テーブル





第10テーブル



司会者 書 記 出席者数
伊澤 露木 6名
加藤 内野
典 江 敏 泰
實 (茅 ケ崎)
晴雄 ( 寒 川)
品田 和也 ( 茅ケ崎) 小山 博樹 ( 茅ヶ崎湘南)
5年 前 の災 害時 には、各々の クラブが支援 を行な いま した。
支援 を行 な う中で、気 がついた事 の意見 が、色々 と出ま したので まとめ ます。 ・障害者 ・老 齢者 の方 々が、取 り残 されて しまう。 ・個 人情報 の問題が出て くる 。 ・大 きな災 害には 、個 人 レベ ル で 出来 る事 ・国 レベ ル で しか で きな い事 が
出て くる。
な どの経 験 に基づ いて、現在以 降 に災害が発生 した時 には、 どの様 に して行 く
とよ いか を話 し合 い ま した。 ・災害発 生時 に、支援 が 出来 るよ うに、同地域で はない友好 クラブ ・ 姉妹 ク
ラブ をそれぞれの クラブが作 って置 くの も良 いと思 う。 ・ネ ッ トワーク を整える。 ・地 区にて、災 害時用 の積立基金 を作 るの も良 いと思 う。 ・災害時用積立基金 に現在 の積立金の何割 か を別 にプール し、災 害時には、
即実行 す る様 にす るとよい と思 う。
等々 の ご意見 を頂 き ました




第12テーブル


2015〜2016 国際ロータリー第2780地区 第4グループ
IMグループディスカッション議事録

テーマ:「防災」 サブテーマ:「我々ロータリアンとして何ができるか」
第12テーブル 茅ヶ崎湘南RC 脇 吉昭氏 茅ヶ崎RC 木村 信一氏 茅ヶ崎中央RC
山崎 正三氏 寒川RC 菊池 良夫氏 綾瀬RC 堀口 淳二氏
司会者:綾瀬・鈴木 正和  書記:綾瀬春日・中村 真一郎

司会者 本日の壮大なテーマである「防災・災害時に何ができるか?」とあります。私としては災害時に行政とのタイアップした行動や支援物資の収集・運搬、募金活動などがあるかと思いますが、皆様お一人ずつ自己紹介を兼ね、このテーマでお話しいただきたくお願い致します。

脇氏 福島県との県境にある茨城県北部の北茨城市は震災と原発事故の影響を多分に受けたにもかかわらず、「フクシマ」の陰であまり支援の目が行き届かなかった地域です。私が住む茅ヶ崎も海側と山側があり、同じ市内でも被害の様相がだいぶ異なると思います。いざ災害が起こった時に、例えばどのようにして海から避難すればよいか、日頃から考えておかなければならないと思いますが、地域によって事情が異なることから、被災地に近いロータリークラブが被災地域の事情に合った支援が出来るシステムが必要であると思う。

木村氏 先生の話に出た「地震発生からの時間と有効な支援物資の相関」を理解し、その時々に必要な支援物資をタイムリーに出す方法を考えるべきだと思います。また海岸から近いところには、津波に遭遇した時の避難・訓練、マニュアル等が必要と思います。例えばコンビニエンスストアのネットワークを利用し、食品が余っている店舗から不足している店舗へ商品を回すとか、海が近いので津波対策として、子供や高齢者の避難経路をあらかじめ決め、学校などと連携しこれまで以上に様々な避難訓練を実施しお互いを確認しておく等。また電気や水道が止まるなどインフラが機能しない時に、行政に任せっきりになるのではなく、自分たちでやれることをやっていく意識改革と訓練が必要であり、それらをロータリーとして支援していく取り組みが必要であると思います。

山崎氏 震災の時に自分の所属するクラブの会長であったが、その時に自分のクラブをはじめ各クラブから多大な義援金が発生しました。クラブからクラブへ渡された義援金もありましたが、大半の義援金がクラブから日本赤十字社(日赤)へ渡され、日赤に集まった義援金総額は一時約4000千億円になりました。そのうち3600億円は被災地へ分配されたものの、残り400億円は何と日赤にプールされてしまったのです。何で日赤がプールする必要があるか!とマスコミに叩かれたこともあり、その後日赤は簡単な決算書を出したのですが、その後も義援金が増えていき、結局詳細の使途等は不明のままうやむやにされてしまいました。一方で被災一週間後には私は現地に行き、寒い時であったので毛布やカイロ、暖房器具、生理用品など、トラックをチャーターし生活物資を実際に運びました。地震の直後にお金は必要なく、生活物資や労力などが必要であり、しかし相当苦労し大変な作業を自ら経験しました。その時に、ロータリアンとして何が必要か?と考えました。その答えの一つは、身近なところで我々が住んでいる自治体の防災訓練に連携し、その自治体がその時に必要としている物資を、ロータリーを通し届けることであり、また防災時の訓練等の提案や企画を一緒にするべきであると感じました。

菊池氏 私が自治会長や行政の役員の時に、被災地の要望として支援金の行使などにも携わり、防災訓練も行ってきてわかったことは、自治体単位で如何に具体的に動くことが重要かという事です。またロータリアンは、日頃からその中にある「自治会」の役員等を積極的に担い、その活動を通し自分が住む地域の防災環境がどの様な状況なのか、リスクは何か、住民はどのような人達か等を把握し、それらの状況にあった対策を考えるべきです。またその土地特有の事情にあった防災訓練等、日頃から地域に密着した活動を一緒に行うべきです。義援金をいくら集めたとか、被災地に届けたとかも大切なことですが、それ以上に大切なことは、日頃から自身の住む地域を把握し、例えば各家庭には何人いるか、介護者はいるか、子供は何人である等々です。実際に私たちの自治会では、自治会に属する家族全員分のヘルメットを各家庭に支給し、家庭環境の実態を把握に努めました。また年に3回ぐらい防災訓練を実施し、訓練結果は回覧板で毎回各家庭にまわしました。防災訓練ははじめ40%ぐらいの参加率でしたが、徐々に60%、70%と上がっていき80%まできました。そこでわかったことは、出来るだけ小さな自治会単位で、その地の事情にあった防災訓練を行うと、中身が濃くなり効果的であるということです。大きな自治体単位で一律に訓練をしようとすると参加率は悪くなり、必ずしも参加自治体の事情にあてはまらないことも出てきます。一つの市町村の単位でも、その中で川があったり裏山が迫っていたり、地盤が低かったりと事情が全く異なるのが現実であり、防災のやり方も全く異なってきます。それぞれの地域にあった訓練のやり方で訓練をやらないと意味がないのです。ロータリアンは地域に分け入り、それぞれの地にあった防災対策を考え実行していく活動を行い、同時に日頃からロータリアンのパイプを生かし、多方面に積極的に働きかけ、いざという時にその地域で機能が果たせる準備や訓練活動をバックアップしていく活躍するべきだと思います。

山崎氏 防災マップを見てみると津波は川を遡り被害をもたらすわけで、茅ヶ崎もそのような場所がたくさんあるように見えます。また茅ヶ崎市の山側は高台ですが、震災直後は海側の地価が下落したものの、その後は徐々に津波の脅威は知りつつも海側に人が戻り、今では震災以前と同じく、海側が人気であり相変わらず山側の地価は安い現状に戻ってしまいました。教訓は生かされていません。

堀口氏 不動産業を綾瀬で営んでいますが、震災が起き、宅建協会の綾瀬・大和・海老名で加盟している我々の支部では女川の復興支援を行うことに決めました。協力に関してはなかなか足並みが揃わなかった中で、少しでも個々で出来ることをやろうというところに落ち着きました。ところが実際やってみると、良い事だと思ってやったことも、ひがみ・やっかみが大きく出て、なかなか現地に伝えることが出来なかったことが現実でした。その反省から、これからは地域に軸足を置き、特にロータリアンとなった今、これからはロータリーを通し、足元で顔と顔を合わせた支援を考えていきたいと思います。

山崎氏 災害時の連絡方法について、以前会長の時にロータリーの卓話でNTTの職員の方にお話しいただいたことがありました。その中で災害時に最も繋がる電話の種類は、国際電話対応の公衆電話だそうです。その次は普通の公衆電話です。また使えなくなる順には、初めに携帯電話、次に各家や事業所にある固定電話(黒電話)、そして喫茶店などにあるピンク電話だそうです。携帯電話は最初に使えなくなる事を覚えておくとよさそうです。今でも改善されていないですね。

司会者 違う手段として携帯のツイッターが良かったのなどが災害でどのくらい強いか、調べておく必要がありますね。

山崎氏 年寄りはそんなようなものは使えない人が多いですが。

司会者 綾瀬でもハザードマップが配られていますが実際誰が見ても危険だと思うところがマップに記載されていないが沢山あると思います。

菊池氏 なかなか役所で把握できない実態はありますね。

司会者 その部分で各地域に合った活動をロータリアンが担っていく活動は沢山ありそうですね。

菊池氏 いざという時のために、井戸を掘るというのはどうですか? 一本掘るのに50万円から100万円で出来るのでは。座間から綾瀬や寒川、茅ヶ崎は水脈が豊富です。ロータリーで井戸掘り活動をやっていけば地域貢献にもなり、いざという時に有用であると思います。

司会者 井戸掘りはそんなにお金もかからずの震災時のための地域貢献としては最高ではないかと思うので提案しましょう! 簡単で水脈もあり、赤土の関東ローム層で水質も良いという事であれば、ロータリーの活動としてはぴったりかもしれませんね。

司会者 まとめに入りますと、第12テーブルでは様々なご意見が活発に発言され有意義なディスカッションとなりました。今回のサブテーマである「ロータリアンとして何が出来るか」についてまとめとして以下の2点に集約されると思います。
@ 市町村の単位をもっと細分化した各自治会単位にロータリアンが入り、現場仕事を担当し、地域の特徴の把握とそれらに合わせた地域密着の防災計画や活動を支援する。
A ロータリー活動として、各地域の井戸掘りを支援し、震災が起こった時の生活・支援用水として役立つよう取り組む。
以上、皆様ありがとうございました。




第13テーブル


グループディスカッション議事録
13番テーブル
出席者 北村公子(茅ヶ崎RC)
岸部豊一(寒川RC)
峰雄四朗(綾瀬RC)
渡邊 來(茅ヶ崎湘南RC)
松岡慶純(茅ヶ崎中央RC)
司会  笠間治一郎(綾瀬春日RC)
書記 紀 孝(綾瀬春日RC)


綾瀬春日クラブ会長 笠間治一郎君の司会にて、討論がなされました。参加者から出されたご意見の要点は下記の通りです。他所で災害が起きた場合並びに自らの被災時の対応について意見交換が なされました。

・まず第一に自助が大切、住居の地震等災害に対する最低限の設備を心掛けている。
・3.11の直後台湾に滞在したが、国内よりも多くの情報を得られた。日本への電話は不通であった。
・どうしたら自分を守れるのか、自助、共助したくても出来ない状況が予測される。日頃の近所付き合いが大切。
・地域内の付き合いは勿論重要だが、日頃より地域間の関係を密にしておくのも大切。
・ロータリーは多職種の集まり、不足物資の確保や運搬に力を発揮できるのではないか。ロータリーの強みを活かしたい。
・ロータリアンとして活動する以前に、それぞれの業界で、災害時及び支援についてのマニュアルがあり、それに従うことも必要。
・高齢化した会員もおり、機器類もリース契約があり、直ちに使用できない場合もある。
・災害直後の支援は勿論重要だが、家族を亡くされた方達(特にお子さん達)の長期的な支援を続けたい。
・行政単位で緊急時の連絡方法が異なる場合がある。各職種間での連絡方法をあらかじめ確保しておいてはどうか。
・災害発生時の時刻、季節により対応は大きく異なる。災害時に自宅にいるとは限らない。想定しなければならない事は多々ある。

以上、皆様から多数のご意見がありました。自助、共助とありますようにまずは自分のことは自分で守る、そして地域や仲間との助け合いが大事ではないかと思います。






第14テーブル


2015〜2016国際ロ−タリ−第2780地区 第4グル−プ IM
グル−プ討論の概要       2016年3月27日(土)
於:寒川神社 参集殿

テ−ブル番号14 出席者 木村 勇(寒川) 河本啓伸(茅ヶ崎)
             山田秀夫(湘南) 中山冨美子(茅ヶ崎)
             松本 学(中央) 遁所好男(春日)
         司会者 笠間 昇(春日)書記 廣安 修(春日)

 司会者より「懇親を兼ねた討論ですので、硬くならないように食事をしながら歓談したい。防災について我々ロ−タリアンとして何ができるのか、いまお話しいただいた草間講師の話なども参考にしながら、現状の取り組みなども含めて順次自己紹介も兼ねて一言ずつお願いしたい」との発言のあと、それぞれから自己紹介と現状の取り組みについて発言があった。その概要として、次のような意見があった。

・防災のことを取り立てて考えた事はないが、これを機会に皆さんの意見も聞きながら考えたい。
・何が出来るのかと言われても難しい。ロ−タリ−としてかロ−タリアンとしてかによっても取り組み方にちがいがある。
・今までは、災害支援としてのカンパ活動しかしていないが、今後予想される災害に対する防災となると何があるのか。
・台湾の友好クラブへの支援を通じて防災意識の向上を図ることが出来た。
・親を亡くした子供達への支援活動の必要。物ではなく現金の必要性。
・子供たちに何ができるのか。地区の小学生は、いまだに防災頭巾を使っている。ヘルメットに変えるべきだが予算が無いといわれている。
・公的支援の行き届かないところへ、民間支援の立場でロ−タリ−としてどのような支援ができるのか、常に考えておく必要がある。

 これら意見の集約として、次のような取り纏めがなされた。

・草間講師の指摘として、このような災害に遭遇したときの被災者個々人の「自助意識の脆弱」が指摘されていたが、これは一朝一夕に改善されるものではなく、長い年月の「教育」が必要である。「自助」「共助」「公助」をわきまえ、災害が発生した時に自分自身が何をなすべきなのかを考える力を養う事こそ最大の備えになるのではないか。
 そのためには、学校教育は無論の事、家庭教育を含めた「自助意識」の育成に我々ロ−タリアンとして何が出来るかを考える事こそ大切であろう。
以上



第15テーブル







第16テーブル


IMグループ討論 第16テーブル

司会者:三澤 京子
参加者:水島 聰(茅ヶ崎)、和田 幸男(茅ヶ崎)、水口 学一(茅ヶ崎中央)
    金子 一茂(寒川)、北村 均(綾瀬春日)

 第16テーブルでは、防災についてロータリアンとして何ができるかについて、2つの観点から討論が行われました。2つの観点とは、我々自らが災害に遭遇した場合と、他の地域で災害が発生した場合どのように支援がおこなえるかについて討論が行われました。

まず一つ目の自らが災害に遭遇してしまった場合ですが、災害直後は、正直ロータリアンとしてすぐに何かを行うのはかなり難しいという意見が多かったです。それよりも講師の草間様からの『自助・共助・公助』のお話のようにまずは自分、家族、身のまわり方の安全確保が最優先で、まずは身を守るという意見が多かったです。そこから余裕ができてきたらロータリアンとして何ができるのかを初めて考えていけるのではないか?何ができるのか?被災してしまった場合は、やはり受け身になることが多いので、情報をより的確に伝えることが重要となってくる。そこでロータリーという組織網をつかい正しい情報を伝えていければ良いのではないか、それには被災してしまった近隣のロータリークラブと情報交換を行いそこから情報を発信していけるようなシステム作りを事前に構築していくことが必要ではないかという意見が多く感じられました。

二つ目の他の地域で災害が発生した場合には、いかに被災された方を支援していくのかという点です。やはり情報をいかに早く正確に得られるかが重要になってきます。それには、前でも述べたようなシステムを事前に構築しておくことが大事になってくるので、いざ災害が起こってからではなかなか機能しないので事前に、ある地域で災害が発生したらその近隣のロータリークラブが窓口となり全国のロータリアンからの支援物資、人的支援をとりまとめて円滑に支援できるようなシステム作りが重要ではないかという意見でした。




第17テーブル


防災時には以前であれば自作のコメ等の食料、飲料は自宅の井戸(近所も含め)が存在した。災害時には、まずは自助が大事であり、その為の備蓄を日頃から進めなければならないが、どうしても災害から時間が経過するにつれ意識が低下していってしまう。
そして、行政での防災訓練も行われているが、訓練の為の訓練になりがちな上、地域一部の人のみ参加となっている。それらは地域のコミュニティ造りの希薄化もあり、共助の面からも懸念される事である。
それに対しては、子供たちが親を通しコミュニティ造りの中心にもなっており、防災教育を子供達に教えることが重要であり、そこから家族に伝わることがあるのではないか。
そこで、私たちRCが防災対策として井戸の調査から井戸鑿泉を公園等で行う事業を手助けし、いざという時の為に手押しポンプ井戸の作成を進め、名称も『ロータリーの泉』としてはどうか。
子供たちが日頃から遊び、その親も公園には行くので防災のシンボルとして、また災害時の重要なインフラともなるのではないだろうか。

書記 鈴木敦




第18テーブル


2015〜2016 国際ロータリー第2780地区 第4グループ IM
テーマ  防災     第18テーブル

司会 茅ヶ崎ロータリー    横山 様
   茅ヶ崎ロータリー    成田 様
   寒川ロータリー     清水 様
   茅ヶ崎湘南ロータリー  矢野 様
   茅ヶ崎中央ロータリー  野崎 様
   綾瀬春日ロータリー   片岡 様
書記 綾瀬春日ロータリー   笹島
 

3.11の後に仙台に復興支援に行って、気が付いた事
被災地での盗難被害等、ボランティアに紛れてトラックなどで被災地を廻り金品目当てで物色をしている車などがいた、そこで被災地での復興支援する際窃盗被害を防ぐため地元ロータリー等と連携して被害を少しでも防げるようにしたいと思いました、また阪神淡路大震災の時を振り返ると、火災、家財の転倒等、二次災害などで多くの人が命を落とした、そこで火災などで命を落とさないように、災害時は落ち着いて火の元を確認する他、避難場所を家族と確認しておく等、常日頃から家族としっかり避難場所等の話し合いをしておくと良いのかもしれない

なお災害時に特に乾電池、水、カンパン、携帯ラジオ、携帯電話の充電器、出来れば発電機等を用意しておく事が重要な事だと思いました
一番大事なのは、自分の安全を第一に行動をする事、自分の安全を確保したうえで周りの人を助ける

上記をロータリーとして、地域自治体等と協力して、地元の皆様に防災対策及び
防災意識を持って対応出来るように、先頭に立ち進めていけたら良いと思います



バナースペース

綾瀬春日ロータリークラブ

〒252-1137
神奈川県綾瀬市寺尾台1-1-2

TEL 0467-70-6100
FAX 0467-70-8311